大隅地方の東南部に位置する神川酒造近隣には、温帯多雨の気象条件に恵まれた照葉樹林の原生林があります。その樹林からしみ出してくる湧水は、神川酒造の生命として、その酒づくりには不可欠なものです。自然の恵みに囲まれたこの小さな蔵から、熟練の技によって醸し出された豊かな味わいの焼酎がうみだされるのです。
鹿児島の方言で、『とろ(良い)』という意味から命名されました。樹林地下を流れるミネラルを含んだ伏流水がまろやかさを生み、黒麹を使い低温でゆっくりと発酵させるため旨みとコクは十分、非常に軽い風味とほんのりと漂うような甘さが特徴です。芋の悪い癖もないので、お湯で割ると風味がふっとふくらみ更においしくいただけます。
さつま芋(黄金千貫)、米麹(黒麹)度数 25度
新しい「照葉樹林」の使用するさつま芋は、全て鹿児島県大隅産の黄金千貫に限定し、出来の良いものを使用するようにしました。熟成したもろみは、小型蒸留器のやわらかい蒸気でじっくり蒸留し、醸し出されたうまみ成分を失うことなく、ゆるくろ過し、照葉樹林帯の天然水によって25度の「照葉樹林」が生まれます。さつまいもの香りが程良く、喉ごしのまろやかな甘い焼酎です。
さつま芋(黄金千貫)、米麹(白麹)度数 25度